ダイドーグループホールディングス株式会社

イノベーション

オペレーションの効率化

スマート・オペレーション体制
全国の自販機網を未来につなぐ、自販機オペレーションの構築

清涼飲料自販機は全国各地に約200万台あり、24時間いつでもお客様に飲料をお届けしています。一方で、少子高齢化の進行により、将来的な労働力不足が社会課題となっており、飲料業界においても自販機の補充や管理を担うオペレーション人員の確保が大きな課題となっています。
当社グループでは、この課題にいち早く対応するため、2019年度から当社独自の効率的な自販機オペレーション「スマート・オペレーション」の構築を開始し、2022年度までにダイドードリンコの直販チャネルへの導入を完了しました。
※当社グループが直接運営を行う販売チャネル
 

スマート・オペレーションとは

従来の自販機オペレーションでは、ルート担当者が各自販機の在庫状況を確認しながら、商品の準備や補充、売上金の回収、清掃などの業務を担っていました。スマート・オペレーションでは、自販機からリアルタイムで取得した販売データをもとにAIが補充計画や訪問計画を立案し、営業所の倉庫内での商品準備と自販機前での作業を分業化することで、オペレーションの効率化を実現しています。また、AIによる需要予測を活用することで、欠品の抑制につながるほか、ロケーションごとのニーズに応じた商品展開にも活用されており、販売機会の拡大にも貢献しています。

スマート・オペレーション体制
 
スマート・オペレーションによる新たな自販機オペレーションの可能性

スマート・オペレーションは効率化だけでなく、自販機オペレーションの新たな可能性も生み出しています。従来の自販機オペレーションでは、ルート車両に積載できる商品の種類や数量に限りがありました。一方、スマート・オペレーションでは、営業所の倉庫で各自販機向けの商品をあらかじめ準備する仕組みを構築しているため、多様な商品の取り扱いが可能となっています。これにより、1台のルート車両で複数メーカーの自販機をオペレーションする「混載オペレーション」が可能となり、自販機オペレーションの新たな選択肢が広がっています。
 

スマート・オペレーションの効果

スマート・オペレーションの運用開始以降、自販機前での作業時間の短縮などにより、ルート担当者1人当たりが担当する自販機台数は、導入前と比べて約1.7倍となるなど、生産性が大幅に向上しています。また、スマート・オペレーションは一度構築して完成するものではありません。AIによる需要予測や訪問計画の精度向上など、継続的な改善を重ねることで、さらなる生産性向上とオペレーション品質の向上をめざしています。

スマート・オペレーション体制
 
アサヒ飲料との自販機事業における協業

ダイドードリンコ株式会社は、アサヒ飲料株式会社と、両社直販チャネルの一体的運営を担う「ダイナミックベンディングネットワーク株式会社」を2023年1月に設立しました。その後、2025年1月にはダイドービバレッジサービス株式会社がアサヒ飲料販売株式会社を吸収合併し、「ダイドーアサヒベンディング株式会社」として自販機オペレーションを担っています。 2025年5月には4つの営業所を統廃合し、国内最大級の営業所である「横浜BAY営業所」を開設し、同年8月には当社グループがオペレーションを担うアサヒ自販機へのスマート・オペレーションの導入を完了しました。現在は、DyDo自販機とアサヒ自販機を1台のルート車両でオペレーションする「混載オペレーション」を順次進めており、オペレーションシナジーの創出に取り組んでいます。

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