ダイドーグループホールディングス株式会社

環境

循環型社会への貢献

国内飲料事業

容器包装の基本方針

当社は循環型社会形成のために、空き容器の効率的な回収とサステナブル素材の活用拡大に努めます

  • Recycle
    • 2030年までに国内販売した自社製品と同等量の空き容器回収(100%回収)を実現
    • 2030年までにプラスチック容器のサステナブル化(植物由来素材、リサイクル素材等)の割合60%以上を実現
  • Reduce
    • 全容器の重量削減を継続的に推進
    • プラスチック容器はラベルを極小化した商品展開を推進
  • Partner
    • 容器包装に関する意識向上に向けた社員への啓発、活動の推進
    • 政府や自治体、飲料業界、地域社会との協働による共存共栄を推進
    • お客様のご賛同をいただきながら、自販機ビジネスを基軸として資源循環型社会に貢献
国内飲料事業
循環型社会への貢献に向けた重点目標
重点目標
空き容器回収率 2030年までに100%達成

空き容器回収率:企業との連携による回収分を含む
算出根拠:対象容器の回収重量 ÷ 対象容器の出荷重量
対象容器:ペットボトル、ビン、アルミ缶、スチール缶

重点目標
プラスチック容器のサステナブル化2030年までに60%以上を実現
  • ※植物由来素材、リサイクル素材等
重点目標
自販機長寿命化 2030年までに平均寿命15年達成
食品事業
廃棄果肉の削減と再利用

2017年までは発生した廃棄果肉のほとんどを外部へ委託し処理していましたが、2022年以降は、年間の廃棄果肉量を削減するとともに約9割を自社で処理しています。廃棄果肉は脱水、粉砕され、汚泥と混合した脱水ケーキとして排出された後、肥料として再利用されています。

廃棄果肉の削減と再利用
食品事業
缶詰シロップを飼料として再利用

小長井工場設立時より、廃棄シロップの豚用液状飼料の混合物としての再利用を開始しています。年に発生する廃棄シロップのうち約6割を飼料へ再利用、残りの4割は自社排水処理施設で処理し、シロップに関しては外部廃棄ゼロを達成しています。シロップ入り液状飼料を与えた豚は、肉質が柔らかく臭みがないと非常に高い評価をいただいています。

缶詰シロップを飼料として再利用
食品事業
排水処理工程における再利用

排水処理の工程では水の他に、メタンガス、汚泥が発生します。メタンガスは工場内のボイラー燃料として、汚泥は肥料として再利用し、周辺環境への影響を最小限に抑えた環境調和型工場を実現しています。今後も商品製造に伴う環境負荷低減を徹底し、持続可能な水資源とそれを育む豊かな自然の保全に努めていきます。

排水処理工程における再利用
医療品関連事業
ガラスびんのリサイクル

ガラスびん(ソーダ石灰ガラス)は、地殻の組成とほぼ同じ天然素材でつくられており、地球に優しく、環境を汚染するような物質を排出することなく再び地球に還るリサイクルを行っています。

ガラスびんのリサイクル